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藍井エイルインタビュー「降参しかけるくらい歌詞には悩みました」

2015.04.22 14:30

藍井エイルヴォイス・メッセージ  
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先月、ハワイで行われた「Kawaii kon」で自身初の世界ツアーを発表した世界にはばたくシンガー・藍井エイル。4月22日には、大注目アニメ「アルスラーン戦記」のエンディング曲に起用された10枚目のシングル『ラピスラズリ』を発売しました。また、アニメでも主題歌を務めた「ソードアート・オンライン」のゲーム版第3弾「ソードアート・オンライン‐ロスト・ソング‐」の主題歌『シンシアの光』も話題沸騰中です。曲に込めた気持ちや国内外のファンへの想いを語っていただきました。

どんな暗闇の中でも、小さな光であっても、それに向かって進んでいく


――以前のインタビューで、「アニメのタイアップ曲はそのアニメの世界や登場人物に共通する部分を探す」とおっしゃっていましたが、新曲『ラピスラズリ』は、どこに焦点を当てたのでしょうか。



実は今回の場合は、デモの時点で歌詞が入っていたんです。だからデモではその歌詞のまま歌っていました。
その後、曲のアレンジとか構成を変えていって、最終的にできたのが『ラピスラズリ』ですね。
最初の加藤裕介さんにつけて頂いた歌詞は、「星空の下の荒野」などの情景描写がすごくキレイなイメージだったので、そのキラキラした世界観の中から、荒野を歩いている主人公の感情にフォーカスを当てて歌詞を広げていこうって思ったんです。



――前に進んでいく、という感じの歌詞ですよね!



荒野の中をいろんな想いを抱えたり、いろんなものを背負ったり…その中に仲間がいたりだとか。
複雑な想いが絡まり合って、でも「前に進んで行こう」って意思だけはずっと変わらない。そういう想いを主人公は抱いているんだろうなって思うんです。
ただ、感情的な部分を出し過ぎると、キレイな情景描写とのバランスが悪くなるんです。そこだけすごく生々しくなってしまうというか。
だから、その感情の描写をするところの距離感が本当に難しかったです。さあ書こうってなって、ずっと書けないっていう。何時間も書けないことが続いて。
最近歌詞を書くとき、主人公がこんな風に考えているんだろうな、とか、自分がこう考えているからこれは伝えたいな、とか、人間ってこういう所あるよね、とか、そういう思い付いたことを全部ノートに羅列させるんです。ノートがぐちゃぐちゃになるまで(笑)。私しか読めないんですけど(笑)。それで、今まで貯めていたワードとか想いを見ながら、自分と向き合って書いていくんです。
でも今回は、そればっかりが増えていって、歌詞が一切進まない状況になってしまって。
この距離感がいいんだろうな、こういうこと書いたらいいんだろうなって分かってるのに、歌詞が書けない。



藍井エイル

――何がひっかかったんでしょうね?



伝えたいこと、距離感、情景…とか、全て分かってるんですけど、それを形にする方法がわからないって感じでした。きんぴらごぼうを作りたいなって思って、材料はあるけど作り方がわからない、みたいな(笑)。できあがりのイメージとかはこうなんだけど、でも作れないって感覚がすごく近いですね。
巨大な壁が自分の前に立ちふさがっているような。降参しかけるくらい悩みました。
レコーディング中も作詞しながらだったんです、実は(笑)。実際歌に乗せてみると、ノリが悪かったりすることもあるので、じゃあ一回休憩はさんで考えようって時間をとって、作詞して…そしたら夜中の2時くらいまでかかっちゃっいました(笑)。そうやってかなり悩んで作ったので、形になって、悩んだ分すごく愛着がわいています。



――レコーディング中に作詞するほど、ギリギリまでこだわっているんですね!それってめずらしいことなんですか?



(一度出来上がった歌詞が)「いいじゃんコレ」となっても、いざとなると「ちょぉっと待ってぇ!」って(笑)。
やっぱり歌ってみないとわかんないことも多いので、レコーディング中に変えたりする事も多いんです。
カップリング曲の『リンドウの花』もそうでした。私には結構よくあることなんです(笑)。今回はそれの前の段階から悩みまくってましたけどね。
現実逃避して、Twitterにも、「どうしようー、どうしようー」って書きまくってました(笑)。
何してもどうしても浮かんでこない時って、息抜きしてみた方がいいとか言うじゃないですか?私、それができないんです。気になっちゃって気になっちゃって。何をしててもずっとそれを考えちゃって。口ぐせが、う〜ん、になるくらい(笑)、出来ないとモヤモヤし続けるんです。



――毎回完璧に仕上げているんですね!そんな風に書かれた今回の歌詞にはどんな想いが込められているのでしょうか?



藍井エイルのデビュー前からのテーマとして「どんな暗闇の中でも、小さな光であっても、それに向かって進んでいく意思の強さ」っていうのがあるんです。光に向かって進んでいくっていうテーマはずっと変わっていなくて。今回のラピスラズリは特にそれが当てはまるんです。
三日月が希望の象徴であって、その中で主人公がいろんな物を背負っていて、いろんなものがあって、いろんな過去があって、いろんな出来事があって。荒野という歩きにくい場所で困難も多くて、夜空の下で暗い世界かもしれないけど、でも三日月という光が照らしてくれて迷うことなく進めるという、意志の強さをテーマにして歌ったので、それが伝わったらなって思います。



――PVでも、月の前で光をつかむシーンがありますよね。



そうなんです!
プラーンってなってる光をつかむところですね。…実はあれ、ただの電球なんですけど、CGでものすごくかっこよくしてもらってるんです(笑)。PVでは、また新しい藍井エイルを引き出してもらえたなって思います。
あとはですね、初めて自分以外の生きものがPVに登場したんです。



――ヘビと蝶々ですよね?



実はヘビも蝶々も実際現場にもってきたんです(笑)。蝶々の好きなにおいのするスプレーをかけて呼び寄せて、本当はヒラヒラと舞うシーンが欲しかったんですけど、蝶々がその匂い好きすぎて一切動かなくなっちゃいました(笑)。
ヘビとの絡みはMVの中にはないんですけど、撮影の合間に触って、かわいい〜って愛でていました!私は爬虫類とか両生類が本当に好きなんです。女性スタッフさんとかは苦手な人もいるみたいでしたけどね(笑)。




――ヘビのどういう所が魅力なんですか (笑) ?



肌質がスベスベ・テロテロみたいなところが好き(笑)。
私、足がいっぱいついているものとか甲殻がついてるもの、飛ぶもの…つまり虫が苦手なんです。カブトムシとかクワガタとか…もう…無理(笑)。
でも虫の中で唯一好きなのが、ミミズなんです。多分、ヘビに似てるから(笑)!ただ甲殻っぽいものがついている生き物も苦手なんですけど、亀はかわいいです!



――PVでは共演の生きものにも注目ですね(笑)。一方、カップリング曲の『空蝉アルティメット』はカッコイイ感じでしたね!



ラウドロックを歌うの久しぶりで、だいぶ攻め攻めの楽曲になってるんです。Bメロは頭を振れと言わんばかりの…(笑)。だからライブで歌うのが楽しみです!
しかもこんな激しい楽曲なのに、人間というものを考えさせる歌詞になっているんです。いい意味で生々しくて。激しめの曲調で人間の温かみが感じられる歌詞なので、そのバランスがとても絶妙だと思います。
「ラウドロックかっこいい、歌いたい」って作曲の安田貴広さんに言ったら、作ってくれた曲なんです。安田さんはいつも、「エイルちゃんどんな曲が好き?」って聞いてくれるんです。



――激しめの曲も歌いこなすエイルさんですが、もう一曲のカップリングの『リンドウの花』ではまた雰囲気が違いますよね。



この曲はデビュー曲を書いてもらった安田史生さんに書いてもらった曲なんです。
実は一番初めに歌ったのがデビュー前で、いつか形にできたらいいなって思ってたので、今回歌えて嬉しいですね。
元々はタイトルも歌詞も全く違うんです。前の歌詞は恋愛ソングみたいな感じだったんですけど、そこから視点をずらしました。
リンドウの花言葉って、「不幸なあなたが好き」ってダークな意味があるんです。
実は他の人の楽曲を聞いたことで、それまでうまく表現できなかった辛さとか悲しさの感情を出せたっていう経験があって、それによって光が見えたことがありました。それがあったからこそ、歌手になりたいって思ったんです。
そういう経験をふまえて、『リンドウの花』では、自分自身がダークな歌を歌いたくて、 誰かの心を軽くすることが出来たらいいな、いずれ光を見出す道標になりたいなって思ってやりました。
この曲は、主人公とか情景がすごくはっきりした曲です。主人公がすごく大事にしていた人とか感情とか思い出があって、でも現実とは違って理想でしかないって気付いて、でも認めたくなくて、混乱するっていう内容なんです。 それで、その末に憎んでしまう。自分の苦しみを受け入れてほしいがために相手も苦しんでほしいっていうのを書いたんです。人の持つ黒い部分…まさにヤンデレみたいな(笑)。
何かに夢中になっている人って、その夢中になっているものが崩れてしまうとバランスを崩すじゃないですか。そのバランスが崩れているときを表現したかったんです。



――ソードアート・オンラインのゲーム版第三弾主題歌『シンシアの光』も話題です。



ソードアート・オンラインシリーズでは今まで3曲歌わせていただいて、今回で4曲目になるんです。自分にとってすごく大切な作品ですね。
自分自身ゲームが好きなので、キリト君とすごく被る部分が多くて。モーション値からの攻撃出して〜とか(笑)。だからキリト君がゲームは遊びじゃない!って言ってるのがよくわかるんです(笑)。学生の頃はゲームのために友達の約束断ったりもしてたんですよ!「ごめん!イベントだから今日はムリ!水曜はメンテナンスだから遊べるよ!」みたいな(笑)。
その、オンラインゲームの世界観がフルに出ているアニメなので、入り込みやすいです。



――「シンシア」って不思議な響きの言葉ですね。



シンシアは月の女神の意味があるんです。「輝いている月の女神の光に向かって、さあ行こうぜ!」っていう前向きな気持ちを入れました。
アップテンポな曲なので、初めて聞いてもノリやすいし私も煽りやすくて。作詞作曲した新井さんがライブを想定して作ってくれた曲で、欲しいところに手が届くというか、気持ちよく歌える曲なんです。
あまり披露していないので、早くいっぱい歌いたいですね。




ゼロ距離の一体感あふれるライブを目指して



藍井エイル

――海外と言えば、この間ハワイライブがありましたよね!どうでしたか?



ハワイでは初めてのライブだったんですけど、ライブ前のサイン会ではシャイな人が多いイメージだったんです。コール&レスポンスも、「明日ライブ来てくれますかー!?」(3秒ほど沈黙)「おー!」みたいな(笑)。のんびりしてる空気感があったんですけど。ライブをやると、ガラっと変わるんです!「ッアイ!ッアイ!」って(笑)。「I can see you overthere!」とか「I can see you and you!」とか煽ると、うわぁ〜ってのってくれました!
その後サイン会があったんですけど、みんなのライブを楽しんでくれた顔を見て、幸せに思いました。



――日本語で大合唱もあったとか?



そうなんです!
インドネシアとかペルーもそうだったんですけど、日本語で一緒に歌ってくれるんですよ。
『ツナガルオモイ』という曲があるんですけど、「みんなとつながりたい」って思いからの作詞作曲で、Bメロでコール&レスポンスの部分があるんですけど、日本語がわからないながらも返してくれるんです。しかもインドネシアなんて、まだリリース前だったのに(笑)。すっごく嬉しくて、感動しちゃいました。
結局「失敗したら怖いな」「うまく伝わらなかったらどうしよう」とか気にしてたのは、自分だけでした。言葉の壁って小さなもので、結局気持ちがあればしっかり伝わるんです。
音楽もゲームもアニメも、言葉なんて関係ないんですね。共通の話題さえあれば、お互い母国の言葉で話してても、なんとなく何を言ってるかわかるんですよ(笑)。どのキャラのどの仕草がカッコイイだとか、この武器はここがクールだとか。これって、すごいことですよね。



――ワールドツアーも楽しみですね!



以前行ったことのある国も「ただいま」って言える感覚がとても好きなんですけど、今回は新しい国が多いので楽しみ半分、ドキドキ半分ですね(笑)。
「アニメってどう思われてるんだろう」「日本の音楽ってどう思われてるんだろう」っていうドキドキ感を抱えて飛行機に乗って行きます。
どんな人たちに会えるのかな。Facebookでしか関わってない人たちに会えるってすごく嬉しいんです。



――海外ツアーで、不安はありますか?



正直、言葉です。ちゃんと覚えられるかな?って(笑)。
例えばペルーのライブのMCは、英語と日本語とスペイン語がごちゃまぜでした。海外のファンの方って、日本語を話すと喜んでくれるんですよ。「日本人の話す日本語だ〜」って(笑)。
そういう経験からすると、今までで難しかったのがロシア語です。
「こんにちは」が「ズドルァーストヴィチェ」(ラは巻き舌)って言うんですけど、そもそも日本語で表記ができない!みたいな感じです。だから、勉強するときはノートに日本語読みで書いて読んで覚えるんですけど、「ズドルルルァーストヴィチェ」みたいな怪しい言葉を書いてました(笑)。



――すごい!もう何カ国語も喋れちゃいますか?



いや、ぜんっぜん喋れないですよ?(笑)。発音は現地の方から教えてもらったりして…。あとは、覚えてます(笑)。
発音だと北京語が大変でしたね。「ウォ スー ラン ズィン アイルー」で「私は藍井エイルです。」になるんですけど、"スー"が、下を丸めて奥に引っ込めて発音するんです。それが全然できなくて(笑)、日本語にない発音なんですよね。
あとは、インドネシア語!インドネシア語ってあまり馴染みがないから独特で。「セラマッシャン」が「ありがとう」、「サマサマ〜」が「いいよ気にしないで」って意味なんです。なんか響きが可愛くないですか(笑)?



――MCの発音がいいからペラペラなのかと思いました(笑)。今後行きたい国ってありますか?



国というか、ニューヨークに行ってみたいんです。ニューヨークに住んでいるスタッフさんが、「ニューヨークは大都会…というよりもはや宇宙」って言っていて、何それ!?って(笑)。
いろんなものがあって、まるで宇宙のようだってことらしいんですけど、宇宙とまで言われたら行くしかないですよね(笑)。



――いつか大都会ニューヨークで藍井エイルが見られることも夢じゃないですね!そして日本でもツアーがありますよね?



5月から始まるんですけど、来月なので、そろそろリハも始めて、セットリストも決めて…。でも歌いたい曲が多すぎて(笑)、何を歌うか決めきれないんですよね。
ワンマンライブって大体2時間くらいじゃないですか?今の私の歌いたいリストを入れると、3時間くらいになるんですよ(笑)。
でも、そうやって悩めるくらい曲増えたんだなって思うと、すごく嬉しいんです。その分、考えても、考えても、減らないんですけどね(笑)。



――全部やったらファンの方喜びそうですね(笑)。



でも、疲れちゃいますよね、全員が(笑)。お客さんもスタッフさんも(笑)。
毎回ライブでもテーマを決めているんですが、今回のテーマは「ゼロ距離」です。ステージとお客さんとの距離感がわずらわしいなって、いつも思ってるので、それがなくなるようなライブを目指しているんです。一体感があふれるライブにしたいなって思います。 そのためにはどうしたらいいか考えているので、サプライズを楽しみにしててほしいですね。
あなたがいないと、このライブができないんです!っていうライブにしたいんですよ。お客さんが一人でも欠けると、違うんです。人それぞれ楽しみ方があると思うんですけど、皆でつくるライブなので!
スタッフさんとかバンドメンバーとかで元になるものをつくっておいて、ライブの時に皆さんとまたつくりなおす。その工程がすごく大切だし、楽しいと思います。



言葉の壁を超えて世界から愛される藍井エイルさん。
ファンの方と「ゼロ距離」で作り上げていくライブツアーが楽しみですね!これからの活躍から目が離せません!


ラピスラズリ
初回限定版
ラピスラズリ
通常版
ラピスラズリ
アニメ版

10th single 「ラピスラズリ」

2015/4/22 [wed] release!!


Disc1:CD
歌詞を表示します M1. ラピスラズリ(アニメ「アルスラーン戦記」ED)
歌詞を表示します M2. 空蝉アルティメット
歌詞を表示します M3. リンドウの花
M4. ラピスラズリ-Instrumental-
(M4:アニメ盤にはTV size ver.を収録)

Disc2:DVD
(初回生産限定盤のみ)

M1. 「ラピスラズリ」Music Video
M2. Making of 「ラピスラズリ」
M3. Eir in Lima(Peru)the movie

『ラピスラズリ』PV 公開中!
https://youtu.be/l1qZLP1PDX4


ライブツアー

「Eir Aoi LIVE TOUR 2015 -BEYOND THE LAPIS-」


宮城県・仙台 darwin  SOLD OUT!!
2015/5/24 [sun]

徳島県・徳島 club GRINDHOUSE
2015/5/30 [sat]

石川県・金沢 vanvan V4  SOLD OUT!!
2015/5/31 [sun]

広島県・ナミキジャンクション
2015/6/4 [Thu]

大阪府・なんばHatch
2015/6/7 [sun]

愛知県・名古屋 ボトムライン
2015/6/10 [wed]

福岡県・福岡 DRUM LOGOS
2015/6/14 [sun]

北海道・札幌 PENNY LANE 24
2015/6/18 [Thu]

東京都・豊洲 PIT
2015/6/27 [sat]


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