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【ベストアルバム「Red」「Blue」2枚同時リリース!】Kalafinaスペシャルインタビュー

2014.07.01 00:00
kalafinaインタビュー
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独特のテイストで梶浦サウンドと異名をとる、梶浦由記プロデュースのヴォーカルユニットKalafina。変幻自在に組み合わされる三声の美しいコーラスは、一度聴いたら絶対にクセになるということで、ここ数年でファンが急増している注目のユニットだ。もともとKalafinaはアニメ作品に関わる楽曲が多いことから、世界的に著名な日本のアニメ・ブランドにのって、日本はもとより世界にも進出済みで、2010年には台北、上海、香港で単独ライブツアーを成功させ、それ以外にもライブ・イベントでボストン、ロサンゼルス、ドイツなど、世界中を駆け巡っている。その一方で癒やしからタテノリまで幅広い音楽ジャンルを網羅するKalafinaの世界は、言葉では伝えにくく、人に教えるのが難しく、もどかしい。そんなところに今回待望のベスト盤が発売となり、ようやく簡単にKalafina入門が叶うようになった。これはともかく聴いて欲しい作品で、絶対に聴いて後悔させない出来栄えだ。そしてインタビューでは、Kalafinaの素顔が見えつつ、なんと武道館公演というニュースも飛び込んできた。こちらも必読!



ジャンルを超えて、音楽の幅は凄く広い



kalafinaインタビュー
写真向かって左からHikaru、Keiko、Wakana。

――まず、はじめに音楽的な役割を含めて、簡単な自己紹介をお願い致します。


Wakana(以下W):Wakanaです。Kalafinaでは主に高音パート担当しています。

Keiko(以下K):Keikoです。私は主に低音パートを担当しています。

Hikaru(以下H):Hikaruです。私は三声で歌う時は、だいたい中音なんですけど、どちらかにハモるかによって高音を歌ったり、低音を歌ったりしています。


――デビューが2008年で、最初は二人だったということですが?


W:そうですね。最初はKeikoと私の二人でデビューしました。当初Kalafinaは、劇場版「空の境界」の主題歌プロジェクトとして立ち上げられた流動的なユニットということでした。そして「Lacrimosa」というシングルからKalafinaの第二章ということで、今の3人に固定され今に至っています。


――Kalafinaの魅力の一つにハーモニーの多彩な組み合わせがあります。例えばWakanaさんとHikaruさんがツインボーカルで歌うところに、Keikoさんがどちらか一方にハモるとか、ハーモニーの組み合わせのバリエーションが沢山あります。極端に言えば、曲ごとに全部違って聞こえます。


K:例えば一曲の中でリードがどんどん変わっていくというのは、自分たちも初めてやった時には、Kalafinaの音楽ってこういうものなんだなっていうのを試行錯誤しながら歌っていました。でも今となったら、追っかけだったり、三声のハーモニーだったり、それが二声になったり、どんどん増えていったりとか、別メロを歌ったり、あるいはオペラみたいな感じで高音と低音で同じメロディの中で別メロを歌っていくとか、自分達の声の特長を活かして、曲に乗って変動していくので、ジャンルを超えてといいますか、音楽の幅は凄く広いなと自分たちでも思っています。


――Kalafinaは壮麗なバラードから、例えば「音楽」みたいな縦ノリのロック調の曲まで幅広いですね。そのなかでもWkanaさんはクラシック風な澄み切った高音域で、Hikaruさんはポップスっぽいというか聴き手の気持ちを掴んでくるような声で耳に心地よくて、そしてその真ん中をしっかりとKeikoさんが低音パートで支えている。本当に美しいハーモニーで聴き応えがあります。ところでみなさんはもともと声楽を学んでいたとか、そういう素地があるのですか?


W:いいえ、みんなそれぞれ別々の方向性でやっていたのですが、2008年にそれぞれがオーディションを経て集まりました。私は個人的にちょっとだけクラシックをかじったことがあるんですが、きちんと勉強したわけではないですね。

K:私も声楽の素地はないですね。むしろKalafinaが歌っている音楽とは違う、ヒップホップなんかを好んで聴いていました。そういう音楽が流行っていた時代というのもあるのですが、そういう環境で育ってきました。

H:私も声楽には全く触れずに、クラシックを聴くことはあっても歌うことはないし、主にJ-POPやR&Bとかロックとか、そういうものを聴いていました。ですからKalafinaになって初めての体験です。


kalafinaインタビュー

――それぞれ影響を受けているとか、好きなアーティストって誰ですか?


W:私はゴスペルをやったり、R&Bを好んで聴いていた時代もあったので、そんななかでもホイットニー・ヒューストンやセリーヌ・ディオンに凄く影響を受けています。あとはクラシックも少しやっていたので、ジャンルを問わず声が美しいと思える人には、自分のなかで興味が凄く湧きますね。

K:私は安室奈美恵さんかな。当時は沖縄アクターズスクール系の歌って踊れるアーティストが台頭してきた時代だったので、まずそれに憧れてダンスと歌を始めたんです。その後に尾崎豊さんの歌に衝撃を受けて、歌って踊れるからスパっと卒業しました(笑)。そんな調子で年を重ねるごとに聴きたい音楽も変わってくるので、今はKalafinaの音楽をやっているせいもあって、クラシックとかジャズとか、そういうものに好みが移ってきましたね。あとはヒーリングだとか、そういう楽曲をプライベートで聴くようになってきました。


――ヒーリングというと、例えばエンヤとか?


K:エンヤさんは昔父が聴いていて、家に流れていたのは憶えていますね(笑)。今はその分野で人気のある方々ではなくて、ミュージシャンの皆さんに教えていただいたりするマニアックなものを聴いています。そういう音楽を固定観念抜きで聴いて楽しんでいます。

H:私は、ビヨンセさんを凄く聴いています。物心ついた時から歌を歌いたいと思っていたのですが、改めて自分が歌手を目指したいなって、ライブ映像を観て思えた人がビヨンセさんなんです。あとはスウェーデンのヘビメタバンドでヨーロッパというバンドが好きです。ロックですけど、メロディが凄く綺麗で、ギターのリフもメロディアスで、凄く好きですね。


――ご存知の通りKalafinaのみなさんは音感が非常にいいのですが、因みにみなさんは楽器とかやっているのですか?


W:私は全然出来ません。母親がピアノの先生なので、幼い頃にちょっと教えてもらったりはしたのですが、ほとんど弾けなくて…。ピアノは弾けるようになりたいって思います(笑)。

K:尾崎豊マイ・ブームの時にギターを始めたので、一時期は弾けるようになったんですけど、今や「弾けます」って言えないくらい長いブランクがあるので(笑)。でも過去には、アコギで弾き語りとかはしていました。

H:私も今は何もできないのですが、昔、ピアノやドラムをやったりしていました。


――意外ですね。みなさん音感がいいので、ピアノなんかバンバン弾いてしまうと思っていました(笑)。


W:楽譜は読めますけど、楽器には疎いですね。

K:私の場合は、楽器から離れっちゃったなぁという感じです。

H:しかも離れるとどんどん出来なくなりますね(笑)。



 

今年の5月に、香港で2daysのワンマンライブ



――Kalafinaはライブ活動も積極的にやっていますけど、ライブに来るファン層はどんな感じなんですか?


W:最近は男女比が半々になってきましたね。

H:年齢層は小学生の方から、それこそ70代、80代の方までいらっしゃいます。私たちの音楽を使ってくださっている作品が、例えばNHK「みんなのうた」や、アニメの作品、あるいは「歴史秘話ヒストリア」だったりなので、本当に幅広い年齢層で、例えば親子で聴いていますという方も凄く多いです。毎回、ライブの度に、色々な世代の方が来てくれるので嬉しくなります。

――そして海外ツアーも活発ですね。


W:そうですね。海外のイベントに呼んで頂いたり、ツアーもアジアだけですけどやりました。そんなこんなで色々な国に行かせてもらってます(笑)。

――今年の5月には、香港でワンマンライブをやっていますね。


W:今回は2daysで、アジアでは初めてバンドのみなさんも一緒に行っていただきました。

K:つまり日本のそのままの形でライブが出来ました。

――反応はどうでした?


K:アジアの方々は凄く熱狂的ですね。香港では2010年に最初のワンマンライブを開催したのですが、当時は香港でお客さんが来てくださるのか分からない状態でした。ところがいざステージに立ってみると、みんながKalafinaの曲を日本語で歌ってくれ、もう想像していなかった光景をたくさん見ることが出来ました。そういう楽しい思い出があったので、今回4年ぶりに2daysでやらせて頂きました。今回のライブで初Kalafinaの方も沢山いらっしゃったと思いますが、前回からのこの4年の間にKalafinaも沢山の作品に関わることができたので、会場の皆さんが知っている楽曲も増えていたと思います。香港のみなさんは、基本、アニメ作品は日本語を勉強して覚えるなどしていますから、そのアニメ作品から私達の音楽を聴いてくださっているので、その歌を歌うと凄い歓声ですね。ですから会場の反応は4年前と変わらいというか、「待ってたよ」っていう温かい歓迎を受けました。

――MCは中国語だったのですか?


K:日本語です(笑)。

W:しかも新聞に取材して頂いたのですけれども、「MCはきっちりと日本語で喋り」って記事に書かれたようで、スイマセンっていう感じです(笑)。でもみなさん非常に勉強熱心で、凄く日本語を理解してくださっていて、Keikoがステージから「日本語分かる人」って呼びかけたら、殆どの人が手を上げてくれました。凄く嬉しかったですね。

――でも香港で単独ライブが出来るというのは、本当に凄いですね。


K:そうですね。イベントではなく単独ライブをやらせて頂いたというのは嬉しいです。

――さらにいよいよ武道館でライブが予定されています。どうですか?


W:やっぱり武道館という場所はアーティストにとって一度は立ってみたいと思う夢の場所で、それをワンマンライブで2days立たせてもらえるというのは、とても嬉しいです。

H:私は富山県出身なんですけど、武道館ってテレビの画面で見る場所でした。そこに立つとは夢にも思っていなかったし、しかもデビュー7年で立てるとは思っていませんでした。まさに夢のようです。今までも毎回色々な会場でライブをやらせて頂くごとに、「ここはあの時テレビで見ていた場所だ」とか考えるんです。でもいざステージが始まって、お客さんと一緒に音楽を感じていると、いつのまにかそういうことも忘れて、今の時間を凄く楽しもうという気持ちになっている。ですからきっと武道館も、当日、ステージに立ったら、そこに来てくれたお客さんと、その時間を凄く大切に過ごすことになると思います。ですから来てくださったみなさんが、「今日のライブに来てよかった」って思ってもらえるようにしたいと思っています。

K:武道館は夢がある場所というか、アーティストの誰もが頭の隅においておきたい場所というか、会場に独特な重みがありますね。毎回色々な会場でやらせて頂くんですが、どこもそれぞれに凄く魅力があります。それでライブが終わったあとに、この会場は良い会場だなって思えるのは、結局、良いライブがやれたからなんですね。そういう時は、本当に心からそう思える。ですから自分たちにとってというよりは、今まで支えてくれた、応援してくれていたファンのみなさんと一緒に、どう楽しい時間を作るかが一番だと思っています。武道館に立てるって聞いてから少し時間が経っているので、やっとそれを飲み込んで落ち着いてきたというか、そんな気持ちになってきています。実は最初に武道館の話を聞いた時には、もっと凄いテンションでした(笑)。だって信じられなかったですし(笑)、「しかも二日間も出来る!!」っていう感じでした。でも今はきちんと受け止めて、ようやく落ち着いてきました。



 
インタビューはまだまだ続きます!
このベスト盤がスタートだと思っています

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